2018年1月21日日曜日

交わるいと 「あいだ」をひらく術として 1

広島市現代美術館で3月4日まで交わるいと~「あいだ」をひらく術としてが開催され、高木秋子の作品が前期(2月4日まで)2点、後期(2月6日以降)2点、ヌイ・プロジェクトの作品とともに展示されています。

この展覧会をなんといえばよいのか。舞台や音楽を動画やCDではなく、直接舞台をみたときのような感じです。作品はそれ単独でとても魅力的なものですが、意図をもって配置することで、それぞれに新たな意味が宿るのです。謎解きのような気持ちで、作品同士のぶつかり合いを楽しんでいただければと思います。

秋子さんとヌイ・プロジェクトが展示されている空間のあたたかさは、忘れがたいものです。他者の評価というものをあまり見ることができず、つくる喜び、生きる喜びを大切にすること。それは時代を問わず排除されやすいことですが、その空間では昇華され、ゆるされ、人に喜びを与えているように私は感じました。
   
木綿地風通織着物 ミモザの季節 後期展示予定

       

自己紹介

2016年秋福岡県立美術館で開催されるコレクション展Ⅱ[山喜多二郎太と高木秋子展の個人的紹介ブログ。高木秋子の家族が書いています。管理人mai