2019年5月6日月曜日

【展覧会レポ】おりおりのおり 四季と着物の折と織

4月に福岡県立美術館で開催された常設展『おりおりのおり~ 四季と着物の折と織』に行ってきました。担当学芸員の中島さんのお話もお忙しい中伺うことができ、充実した時間を過ごすことができました。お話を思い出しながら、会話形式で展覧会の紹介します。

ー今回のテーマ、絵画と着物を選ばれたきっかけは?

絵画を好きな方、着物を好きな方、それぞれを好きな方はいらっしゃいます。両方を展示することで新しい分野の魅力に気付いていただければと思い企画をしました。双方の分野への入門編となることを目指しました。

ー高木秋子の作品は、織の作品のなかでは最も多く展示していただいているのですが、それはどうしてですか?

この春から初夏にかけての季節を描いた作品となると、所蔵作品の中では高木先生の作品が最もよかったのです。季節の景色が、絵画のように作品から浮かんできます。絵画的作品であると考えています。

ー貴重な作品、珍しい作品もさりげなく展示されていますね。

そうですね、例えばこの山本作兵衛の代表作である「木枯らし」であるとか、高島野十郎の作品「人形」であるとか。「人形」は親族の娘さんのために描いた作品だそうです。野十郎作品では珍しい人物像もあります。

ー山喜多二郎太先生の作品ともまた再会でき、うれしいです。

楽しくなる、明るくなる作品ですよね。私も肩の力を抜いていいんだよ、日々のしごとを暮らしを味わおう、という気持ちになります。

ーたくさんのかたに来ていただけるとよいですね。

2階のディズニー展からは、、上がってきていただけるとよいなと思っています(笑)

ーありがとうございました。






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自己紹介

2016年秋福岡県立美術館で開催されるコレクション展Ⅱ[山喜多二郎太と高木秋子展の個人的紹介ブログ。高木秋子の家族が書いています。管理人mai