本日28日、無事展覧会の会場の撤収をすることができました。
企画当初から皆様に心配いただいた紫外線等による作品の痛みはありませんでした。また作品を2週間にわたり、(2日間以外は)直接の監視なく裸展示をしたのですが、何もありませんでした。触れる糸、布もすべて美しいまま戻ってきました。ひとえにおいでくださった皆様、また福岡女子大学の関係者、中でも学生の皆様の感性のたまものです。ありがとうございました。
今回の企画は、福岡県立美術館の展示を秋子さんの後輩に見てほしいなあという家族の気持ちが、つながり、あっという間に当初の想定から離れて広がりはじまりました。
あいさつ文のため協力いただいたみなさんをあげていくと、びっくりするほどたくさんになりました。
また来てくださったみなさんが、それぞれ考え、感じ方を広げていく様子から、高木秋子という作家が、もうすでに亡くなっているにもかかわらず広がり成長していくように感じました。本人はどう思っているでしょう。
改めて、高木秋子にとって、また私たち家族にとっても貴重な展示の機会をくださった梶山学長他大学関係者の皆様、窓口としてともに奮闘いただいた森田教授、仕事を超えてサポートくださった福岡県立美術館魚里課長、アイデアと笑顔をくださったアートマネジメント講座のみなさん、そしてデザイン、カメラ、そしてマネジメントと全面的にサポートしてくださったアートプロジェクト「くすかき」のみなさん、ありがとうございました。
次は早速来月5月13日から6月11日まで、筑後市にある九州芸文館の「水辺にて」という特集で、福岡県立美術館所蔵の2点(清流、凪)が展示されます。
また、12月22日からは広島市現代美術館(MOCA)の大型企画 交わるいと で取り上げられる予定です。福岡から、また工芸からさえも切り離して、現代アートのひとつとしての展示を試みる予定とのことで、とてもとても刺激的な展示になりそうです。
これからもよろしくお願いします。
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