でも、もっとも集中すると本人が書いている経糸を機にセットしている姿は全く残っていませんでした。染めている姿、整経台にかけている姿もです。私はそもそもこれらを見たことがありません。
見たことがないのか、見ようとしなかったのか。
織っている姿は知っています。正確に言うと音を聞いていました。とーん、たったっという音が泊まった朝の布団の中、隣の部屋から聞こえていました。でも織る姿も、見たことはほとんどないのです。鶴の恩返しのように。
外国人の友人を兄が連れてきて、デモンストレーションをしてくれた、その時の写真だけが残っていました。

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