2016年10月25日火曜日

木綿の作品を画像に残すということ2 花村さんのお話し


「おうちに伺うのは楽しかったです。いくらでもお話しができてました。」

祥文社印刷の花村さんは、名刺の肩書とは少し離れた柔らかい風情でそうおっしゃいました。

「おうちにうかがうでしょう。庭のうぐいすや野鳥が立ち寄れるよう、果物をさしておられましたよね。
『今年のうぐいすはへたくそなのよねっ』などと言われていました。エネルギッシュでお話しがおもしろくて。」

「昼夜織は裏表の色が昼と夜みたいに違うから名前がついたのよ、といったいろいろなことも教えてくださりました。」

「木綿麗容を作るときは、自由にさせていただきました。原寸大を掲載したらという提案も受けてくださいました。安いものではないので、納得のいくまで作っていただくのも使命とおもって、お付き合いしました。私はそれまで工芸や着物に縁がなかったのですが、高木先生が縁をくださったと思います。」

お話しを聞いていると、居間が、織機のある作業場の空気がみえてくるようでした。維持できず壊してしまったのですが。時間をかけて温度を下げたお湯で入れた緑茶がでてきて、あの特徴ある話声が聞こえてくるようでした。 

お話しありがとうございました。

作業場の裏に咲いていた秋明菊の子孫。




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2016年秋福岡県立美術館で開催されるコレクション展Ⅱ[山喜多二郎太と高木秋子展の個人的紹介ブログ。高木秋子の家族が書いています。管理人mai